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2021.6.9 磐梯町立磐梯幼稚園

🟢やるぞぉ~♪♪♪

 毎日毎日、

『高くする』ことに力を注いできたという

『みんなの山』。

今日も、

やる気満々の足音が近づいてきました♪

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🟢はじまりました~♪

 

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   4歳児さん。水を使った砂遊び。
その子なりの『やりたい♪』が

あちらこちらで

どんどん花開いていきました☆

 

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『○○ちゃんと一緒に~♪』

『やっていたら一緒に~♪』

『やりたい♪』が湧いてくるからこそ、

友だちとの関わりも

濃くなっていくようです。 

🟢この集中力☆☆☆

   とってもにぎやかな中…

心は静まり返っている!?

じぶんの『やりたい♪』を

とことん追求しているのはAちゃん。

他の子が造った川に花びらを散らします。

 

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 「○△□※☆~」

耳を澄ますと何か唱えています♪

 

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『浮かべる』・『流れていくのを眺める』

…それだけではない『ストーリー』が、

Aちゃんの中に起きています☆

 「おしおをパラパラ~♪」

(お清めでしょうか!?)

サラサラ砂を

あちこちにふりかけている子もいました。

 一人一人が

『やりたい♪』を存分に実現しています。

物の取り合いや、『テリトリーの主張』

といったトラブルも起こりません。

かといって、

自分のことにだけ没頭している

わけでもないようです。

無意識に

 (○○ちゃんがあんなことしてる♪)

を、把握しているようにも感じられます。

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 こちらはBちゃんの花。

行き来する誰一人にも

踏まれたりしませんでした。

🟢オノマトペの宝庫☆

    言葉が飛びかいます♪

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「ずぶずぶだ~♪」
「ぬるっとする!」
「べちょべちょする~!」
「あったか~い♪」
「ふっか~い!」

 

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 「先生の足のここまできたよ!

  そっちは?」

 「柔らかくて、不思議な感じだね~♪」

 「えっ! そっちの水は冷たいの?」

 

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先生が、

同じ響きでリフレインしてくれます。

 深さ・温度などへの気づきを受けとめ、

探求心がさらに高まるような

声かけ・アクションを返してくれます。

水の圧で、砂が崩れるのを見たC君。

 「うっわー! とけた~!!」

周りの子どもたちも口々に叫びました。

 「とけた! とけた~!」

先生も笑顔いっぱいに

 「うわあ!とけちゃったね~」

…「崩れたね、流されていったね」

なんて言い直したりしません。

注ぎ落ちた水が茶色となり、

まさにそれは「とけた!」がピッタリの場面でした。

思いをそっくりそのまま

先生が返してくれる♡

子どもたちも笑顔満面でした。

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  こちらではDちゃんがだんご作り。 
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   固く固く・キレイに~
技術的なことや
出来栄えだけではありません。
リズミカルな言葉のキャッチボール♪が、
Dちゃんの心をも
まあるくキュッキュッとしてくれます♡

大好きな先生を独り占め~

幸せなひとときです♡♡♡

🟢アクシデント発生!?

 「うわあ~! ぬれちゃった~!!」

山の裾野でしゃがんでいたEちゃんに、

頂上からの流れが直撃。

ズボンのお尻が濡れてしまいました。

ハッとしたF君。

でも、

Eちゃんの気持ちはすぐに収まりました。

 

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面白い活動の共有が、

ちゃんと『友だちが見える☆』

になっているからでしょう。

 離れたところで様子を見守っていた先生が

声をかけてくれました。

 「Eちゃん大丈夫?

  すごく濡れちゃった?」

 「F君、流すときに

  『やるよ~』って言うといいね☆」

先生が受けとめてくれたことで、

二人の気持ちも

あったかく着地したようです♡

 「いくよ~♪」

 「ちょっとまってて! いいよ~♪」

 「やるよ~♪♪♪」

掛け合いが響きます。

 

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それを見て、他の子たちも習います。

🟢友だちの『だいじ』が

わかるから☆

 水の流れをまっすぐに~

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を目指しているのはGちゃん。 

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そこにやって来たH君。

分断された水の景色に

気持ちが飛び跳ねました♪

 (つなげたい♪)

すぐさま、Gちゃんの抗議が入りました。

 「のぼってだめー!!」

H君、山と川とGちゃんを見ました。

彼女が何をしていたのかを

のみ込んだようです。

傍らにしゃがみ込み、作業に加わりました。

そして、Gちゃんにアドバイスをひと言。

 「だれものぼんないよーに、

  ここに✖ってかいとこ!!」

 友だちの『やりたい♪』を

受けとめたからこそのアイディア☆

それを

 (なるほど~)

と受けとめるGちゃんの姿☆

泥の文字は

瞬く間にかき消えてしまうのですが、

その気づきをも、

 「クスッ♪♪」

と共有している二人でした。

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🟢磐梯山だ~♪♪♪

 一人の『やりたい♪』が

いろんな現象を生み出します♪

予想を超えた水の勢い・行方、

或いは崩れてしまったり…

というアクシデント。

その驚きや面白さは、

次々に他の子を巻き込んでいきます♪

 先生の言葉かけが、

思いがけない変化を

さらに特別なものにしてくれます。

 「○○ちゃんの乗ってるとこは

  崩れないんだね~!」

 「ここもだよ!」

 「こっちだってこわれないよ!!」

子どもたちは、強度にも着目し始めました。

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『次のやりたい♪』がどんどんONになり
砂場は多様に姿を変えていきました☆

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誰かが叫びました。

 「ばんだいさんになったー☆」

 「おおぉ~♪♪♪」

 「すごいっ☆」

 「ホントだ~!!」

先生たちもニッコニコです♡

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🟢もはや土木工事☆

 「すっごい川つくったんだね!!」

と先生。

 「つくったんじゃなくてー

  ながしてたら

  かわになったんだよ☆」

 「ええぇ~!

  掘らなくてもこんなになったの?」

 「ほら♪♪♪」

子どもたちが再現。

先生が、

子どもたち自身がアピール出来る場面づくり

をしてくれます☆

 『みてみて~!』

が生まれるとき、活動は喜びに包まれます。

達成感がぐんぐん高まります。

 『やったね~☆☆☆』

が子どもたちに行き渡っていきます。

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 さて、

あっという間に消えてしまう大好きな水。

…何とかしたくなったのでしょう。

堤防造りをする子たちも出てきました。

 「こっちに こないよーにすんの?」

 「うん!こういうふうにすんの!」

 「わかった!!」

 Iちゃんの動きを見ていたJ君。

彼女のやろうとしていることを

読み取ったようです。

 傍らでは、KちゃんとLちゃんもまた、

砂場のへりに、懸命に

トロトロの泥を叩きつけていました。

彼女たちの目的は、どうやら転流工事!

水がなくなってしまわないよう、

流れを変え、湖のように溜めています。

 子どもたちは、弱い部分が分かるんです!

どこを補強しなくてはならないかを

つかんでいるんです!

 さまざまな現象を生み出すのは子どもたちです。

そして、その現象がまた活動を豊かにし、

新たな場面に

子どもたちを引き込んでくれます。

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   手や足、体勢や力の入れ具合を変えて~

夢中で遊び込むことは、子どもたちの体も作っていきます。

一つ一つの瞬間に、

さまざまな身体能力が培われていきます。

 

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🟢あふれる『やりたい♪』

 一人一人が

『やりたい♪』を存分に追求しています。

のびのびとした遊びを保障しているのは

先生の存在でした。

 

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・面白さや驚きに共感してもらうこと。

・すぐ隣にいなくとも

 「いいね☆」を発してくれたり

 アイコンタクトを取ってもらえること。

誰かとやりとりしているその声にすらも、

子どもたちは大きな安心感をもらっている…

そんなゆったりとした温かさを感じました♡

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 しっかり安定させて~!

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 どんどん入れて~!

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 Mちゃんの目指す到達点はコレでした☆

 

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ここに至るまでの失敗・試行錯誤…

『みる』ことで、

Mちゃんのストーリーが解りました。

彼女が顔を上げました。

 「いいね☆」

を贈りました♡

🟢なるほど…な誘い方♪

   Oちゃんはチョコレート作り真っ最中。

N君が誘いに来ました。

 「Oちゃん、これつかったら♪」

 「ありがと!」

 「あっちのほうがおもしろいよ♪」

誘われたOちゃん、

N君と連れ立って山の裾野へ。

新天地でお菓子作りを再開しようとすると、

 「ねえ、ここほったら♪」

とN君。

…彼は堤防造りに励んでいた人でした。

 (もしかしたら…

  もっと 人手が必要!というお誘い!?)

いえいえ、

きっと仲良しのOちゃんと一緒に

やりたかったのでしょう♡

 パティシエOちゃんの手に握らせたのは

大きなスコップでした♪

🟢お宝 発見☆

 こちらでは、原石の発掘!

 「いろんないろ はいってるよ~!」

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   「あらったら つるつるになったー☆」

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   驚きの姿で出現したのは、
去年のドングリ♪

 「うわあ~!」

 「なんだこれ~!!」

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 「ああ~♪♪♪」
 「これ…♪」

それは、

タイムマシン効果をもたらしました☆

○○組での思い出がよみがえりました。

友だちや先生と、

楽しかった時間を反芻しました♪

そして、

 もう○○組になったんだ☆

という喜びや自信にも

あふれているようでした。

🟢お片づけも魅力満載♪

 ついに、

先生がそれを告げる時がやってきました。

 「お片づけしよう♪」

…あらゆる道具が泥んこです。

楽しかった活動の場は、

息をのむような光景になりました。

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 先生が、たらいを設置した洗い場で~

 「1・2の3でおとなりへ~♪」

下洗いのたらい→仕上げのたらい

の2段階洗いを開始!

~こういうふうにやるんだよ~

と指示を出すことはしません。

 「1・2の3でおっとな~りへ~♪♪」

 「やった~!ピッカピカだ~♪♪♪」

たらい脇のカートに入れていきます。

先生自身が楽しんでいます。

とても気持ちよさそうです☆

 遊び続けていたかった子どもたちも

ムズムズしてきました♪♪♪

 

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泥まみれの道具を手に、

やる気満々で集まって来ました。

 「1・2の3でおとなりへ~♪」

 「1・2の3でおっとな~りへ~♪♪」

がどんどん増殖♪♪♪

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 新たな『面白い』を見出した子どもたちは砂場に走ります。

離れたところに落ちていないか、

埋もれていないか、

道具のゲットに心を躍らせます。

砂場はみるみるうちに片づいていきました。

   にぎやかな輪の後ろで見ていたPちゃんに

先生が声をかけました。

 「Pちゃん、

  これに集めてきてくださ~い♡」

 

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洗ったばかりの

ピカピカのバケツを受け取り、

Pちゃんが嬉しそうに駆けて行きました。

   自分で気づいて動くことも大事ですが、

大好きな先生にオーダーされたお仕事は、

Pちゃんにとって、

きっと

とびっきりのミッションだったのでは♡

と思われます。

 

おや?

この子たちは、まだ遊んでる!?

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   いえ、
たまった泥をかき出していたのでした。

先生が言いました。

 「出してくれてたの~? ありがと~♡」

 「手伝うね♪」

 

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一人一人の活動を受けとめることで、

クラス全体の

大きな流れづくりにつなげています。

『先生に分かってもらっている』

安心感や喜びが、

子どもたちのイキイキを生んでいます。

『やりたい♪』が満ちているので、

怠けたりする姿もありません。

違う場所に行ってしまったり、

目の届かないところで

危険に及ぶようなことももちろん!

   さあ!いよいよ終盤に差しかかりました。

子どもたちは、

並べて置いたサンダルを履き始めます。

 「サンダル履いた? 

  履いた人、手伝って~♪」

先生の言葉かけは

指示的なものではありません。

子どもたちのやる気が次々にONになっていく

『キッカケ☆』です。

子どもたちの用意にスピードが増しました♪

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よいしょ♪ よ~いしょ♪

 

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 道具置き場への収納は、
園長先生が手伝ってくれます♡
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   片づけは、どうかすると

ノルマ的なものを生む場面になりかねません。

その大きな要因は、

保育者自身が

その思いに縛られてしまうこと

…なのかも知れません。

■効率よく進める

■早く終わらせる

ことに支配されたとき

どんな状況を招くことになるか…

    ↓

■指示を出す

■働いている子を褒める

■怠けている子を叱咤激励する

…保育者は、仕切る人になってしまいます。

しかし、

表面的な部分にだけ目を向け見えてくる

子どもの姿は、

その保育者自身の価値観で映し出された

ものでしかありません。

うっかりすると、

■褒められるためにアピールする

…そんな子どもを作り出してしまう

ことにもなりかねません。

 子どもたちのどんな育ちを願うのか。

ノルマではなく『やりたい♪』への変換。

ワクワクする活動を

いかに作り出していくか。

環境づくりは、

意識していくことから始まると考えます。

そして、意識したその時が、

人的環境である保育者として、

再スタートを切る瞬間になると思います。

『幸せなスタートライン』は何度でも☆

いっぱい引いていきましょう♪♪♪

🟢自分もキレイに♪

 最初は『下洗い』のたらいから。

まずは、自分で汚れを落とします。

『仕上げのたらい』で、

先生にキレイにしてもらいます。

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 「おもしろかった~♪♪♪」

 「いっぱい遊んだね~♡♡♡」

 「おなかへった~!!!」

 「さあ、給食だよ~☆☆☆」 

水の冷たさ、洗ってもらう心地よさ、

先生とのやりとりが

子どもたちを大きな満足感で包みます♡

🟢主体が生まれ・生かされ

  広がっていました☆

 『みる』を意識することで、

一人一人の思いや、

やろうとしていることが見えてきます。

そこで得られる

『へえ!』や『おおっ!』は、

保育者に喜びをもたらしてくれます。

そして、なおいっそう、

子どもたちへのいとおしさが

積み重なっていきます。

~磐梯幼稚園には、

あったかな保育・教育が根づいていました~

🟢砂遊びの実技研修より

 先生方の研修時間は、

子どもたちの世界と同じキラキラで

あふれていました。

ご自身が楽しみ、

お互いをリスペクトされていました☆

 そして、

~いつもは先生方がそうであるように~

あたたかなまなざしで

たくさんの

「いいですね~♪」

を贈ってくださっていたのは

園長先生でした☆☆☆

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イメージがどんどんあふれます♪

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岡﨑秀明 園長先生

先生方

ありがとうございました。

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イラスト:Miho OTANI
イラスト:Miho OTANI

「砂」 によって、ふくしまの復興促進と、

日本全国の子育ち・子育て環境を豊かにしていく Story を、

一緒に紡ぎ、語りませんか。

 

なぜ、「砂」なの?

「砂」で、そんなことができるの?

 

是非、この Story を、お読み下さい。

 

すぐに 「砂」 の魅力に引き込まれ、

「砂」に触れたくなるでしょう。

 

そして、ほら!

もう Story の 次の 1ページが開かれます。

 

FUKUSHIMA-SAND-STORY